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ミサワホームの「EDUCE KURA」の建築日記及び、その後の生活を綴っています。これから家を建てる人達への参考のため、さらには特定メーカーの商品を検討する人達への参考になればと思います。

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玄関ドア

これは
レバーハンドル
玄関ドアはEDUCE KURAならキューブインドアしかありえない。ドアノブは使い勝手とデザインからプッシュプルハンドルだ。この玄関ドアがあってこそEDUCE KURAが引き立つ! などと思っていたら、キューブインドアでプッシュプルハンドルの防火仕様はないという。我が家の土地は準防火地域なのだ‥‥。
 参った。これは参った。どうしてもキューブインドアを選ぶなら、ドアノブはプッシュプルハンドルを諦めて、レバーハンドルにするしかない。レバーハンドルがいやなら、別のデザインのドアにするしかない。設計士の人曰く「同じように痛い目にあった例が過去いくつも。ただ、キューブインドアでプッシュプルハンドルの防火仕様が出るらしいという話があります」。
 ええっ!? マジっすか! 近日リリースなんでしょうか。(@_@)
 ──そして一週間たった次回打ち合わせでは、見事防火仕様のキューブインドア&プッシュプルハンドルが見積りに入っていました。
ありがとうミサワホーム。おまけに高断熱仕様。ありがとうドアメーカー。見積額も上がったけどね。(;´Д`)
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キッチン

見積もりにはサンウェーブのPITTO(「ぱたぱた君でおなじみ)が入っているのだが、高さ、幅はやはり実物を見てみないとどれが一番いいのかわからない。色もそうだ。というわけでショールームに行ってみることにした。
 担当の人がついてくれて、ポイントを細かく説明してくれる。高さも各サイズの実物があるため、どれが自分に合った高さか実体験できるのが良い。ちなみに身長÷2+5センチがちょうど良い高さだという。奥行きは、深いとかえって使いづらいと思っていたのだが、5センチの違いがシンク下の引き出し部分に大きな影響を及ぼすことがわかった。
奥行き60センチ
引き出し部分はボールが入る程度。
奥行き65センチ
ボールが入って、なお余裕あり。

奥行きによって排水口パイプの関係で、5センチの違いがこのような結果となる。これだけでもう、奥行きは65センチで決定だなと思ったが、うちの場合はホシザキ製ビルトイン食洗機を入れるつもりで、これは奥行き65センチ以上が必須だという。であるなら奥行き65センチ以外あり得ない。
 余談だが、サンウェーブのショールームは案内の人が全員女性で、しかも見目麗しい方々ばかり。キッチンに興味がない男性も、案内係の方々目当てに出向いて、目の保養をするのも一興である(笑)。

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間取り図

間取りをメーカーが3Dに起こしてくれた。以下がそれである(各画像をクリックすると拡大します)。
1階に蔵があるため、スキップフロアやロフトができているが、高さは通常の2階建てである。
 
1階 クリックで拡大 1.5階 クリックで拡大
1階
寝室、和室、水回り、蔵がある。

1.5階
蔵の上にスキップフロア。
2階 クリックで拡大
2.5階 クリックで拡大
2階
LDK、子供部屋(予定)。

2.5階
スキップフロアの上にロフト。
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立ち退き問題

メーカー選定のページで、実家の両親の敷地内にある古い借家を取り壊し、そこに建てるということを書いた。ただし、この借家にはまだ住人がいる。
 立ち退きでのごたごたは避けたいので、2003年に賃貸契約が切れたのを機に立ち退きを依頼して、次の引っ越し先が見つかるまで十分な時間をかけられるよう配慮したつもりだった。その後、両親は時々引っ越し先が決まったかどうか住人に確認していたが、決まっていなかった。そして2005年3月、建築計画が具体化してきたので、5月末頃をめどに退去してほしいと告げたところ、住人が逆ギレしてしまったのだ。
「そんなにすぐに見つけられない!」
 何を言っているのだろうか。1年以上前から退去をお願いしていたのに。今までずっと真剣に探していなかったということか。隣ということもあり、この住人とは俺を含め家族全員で親しくしていたのだが、そんなことはなかったかのように好き勝手なことを言いまくってきた。
「仕事が絶好調の時に、そんなことを言われて迷惑だ」
「裁判になれば負けますよ、貴方がた」
等々。人って自分の権利を守るためにはここまで豹変できるのかと、情けなく思った。追い出される方の身になって考えれば、その気持ちの1パーセントぐらいは理解できなくもないが、1年以上も前から退去をお願いしているんだし、法律違反のようなことはしていないし、逆ギレされるいわれもないと思うんだが。

 とにかく解決しなければ、こっちも着工できない。ミサワの営業さんに相談したり、何件か物件を見つくろって渡したり、打開策を図ったところ、5月末には出る、ということを言ってきた。ただしまだ行く先は決まっていないという。渡した物件も「全然だめ」と言ってきた。
 最後は金銭での解決しかないんだろうか‥‥。両親とも相談し、以下を前提に交渉することにした。

立ち退き期限を明確にするため、書面をもって通知する。
何がネックで引っ越し先が見つからないのか探る(金銭なのか、物件が見つからないのか等々)。
話の流れによっては、引っ越し代をこちらで負担してもいいから、立ち退き期限をはっきりさせる。
 再び話し合いをしてみると、引っ越し先の目星はついているが、引っ越しにかかる費用が重荷になっているということがわかった。そこで引っ越し代をこちらで負担するというのはどうかと提案してみると、ならばそれよりも3、4、5月の3ヶ月分の家賃を免除してもらえないかと言うので、OKということに。
 やった‥‥! ようやく出口が見えてきた。
 引っ越し先の物件は4月中旬に契約する予定だそうなので、家賃免除の件を含めた書面を作って渡します、と伝えた。
 契約が無事すめば立ち退き問題は解決だが‥‥。

 書面はいろいろなサンプルを元に「立ち退きに関する合意書」なるものを作り上げ、ミサワの営業さんに文言がおかしくないかチェックしてもらうことにした。
 3ヶ月分の家賃を免除することにはしたが、やはりそこはアメとムチ、期日までには出てもらわなければアメはやれない。なので、「5月末日までに退去すれば家賃3ヶ月分を免除、守られなかった場合は即時家賃支払いの義務が発生する」と盛り込んだ。

 さて、ミサワにチェックをお願いしている間に引っ越し先の契約が済んでいるはずなのだが、契約が済んだら連絡をくれると言っていたのに何の音沙汰もない。やきもきするぢゃないかっ!
 翌週、「立ち退きに関する合意書」を持参、手渡すついでに契約はどうなったか聞いてみようと思ったら、息子さんしかいない! おいっ!
 とりあえず、ご両親に渡してと、ことづけて隣の実家に戻ると、しばらくしてお隣さんがやってきた。

「5月28日に引っ越します」

:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:
 この感動、この喜び、ついにやりました! 長い道のりでした。苦しい道のりでした。(´Д⊂)

 というわけで、立ち退き問題解決!
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オール電化の是非

 オール電化で光熱費0というのはとても惹かれるものがある。太陽光発電パネルを乗せるなら、オール電化という方向に必然的になるだろう。我が家もそれは検討したのだが、以下の点でオール電化を見送った。

  • 床暖房を電気で行う場合、電熱線タイプか温水タイプになるのだが、低温やけどや温度むらの点から温水タイプにしたい。しかし、温水タイプにするには、温水タンクが4〜7人用の大きなタイプのエコキュートになってしまう(2005年4月現在)。これでは費用が高くつくし、そんな大きなタンクを置くスペースも必要性もない。

  • 子供には火の使い方を教えたいのでIHヒーターはしばらく避けたい。

  • 燃料電池に期待


 子供には火というものを知ってほしいのである。僕が子供の頃はマッチのすり方を覚える課程で「火は危ない」と身をもって知ったものだが、今時マッチなんてほとんど使わない。庭先でたき火をやる風習もなくなっている。アウトドアを趣味としてもいない。子供が火をしょっちゅう見るのは、台所のコンロぐらいしかないのだ。台所でも火を使わなかったら、学校の家庭科とか理科の授業程度しか火を見る機会がなくなってしまう。これはまずい。子供がすでに成人しているとか、ある程度の年になっているなら、オール電化にして家で火を見ることはなくてもいいのだが、近い将来子供がほしい我が家としては、子供に火の扱いを教えるのは親の努めだと思っているのである。
また、家庭用燃料電池が08年度以降普及する予定らしいので、その選択肢も残しておきたかったというのもある。我が家は残念ながら、モニター募集の締め切り(2005年3月末)には間に合わなかったが、間に合っていたら導入していたかもしれない。
ただし、将来IHにする可能性も考えて、キッチンには200Vの専用コンセントは事前に引いておいてもらうことにした。
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希望の設備


  • 松下電器「スッキリポール」を介して屋内へ各種配線を引き込む ←予算の都合で取り止めました。(´Д⊂

  • ガス給湯は「エコジョーズ」を使う

  • 温水式床暖房

  • ホシザキ製ビルトイン食洗機

  • 各部屋にLAN配線 ←これも予算の都合で、自前で引くことに(配管のみ依頼)。

  • タンクレストイレ

  • 太陽光発電


 かなり贅沢品をつぎ込んでいる(笑)。営業さんからは「シェルターみたいですねぇ」と言われてしまうし。しかしこれは、最初に要望をすべて出しておいて予算とか諸々の都合で削っていこうという考え方であるためで、そうすれば見積もりが出た以降は費用が下がる一方なので、精神的にも良いというものだ。太陽光発電をするのならオール電化にするべきなのだろうが、これについてはオール電化の是非を読んでもらいたい。
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2005年3月

A社の見学会なるものがあり、参加することにした。建築中の様子や地盤調査の方法、築1年経過の家と、築26年経過した家を見られるという。大型バスに乗り込んであちこち見て回るわけだ。築1年目の家は狭い敷地に建てられたものだが、断熱性、遮音性の良さが体験できた。築26年経過した家では、建築年数が経過しても歪みがこないことがわかった。さすが鉄骨&ALC板だ。途中で出た昼食はなかなか豪勢。さすが大手メーカーだ。
 見学会が終わった後は間取りについて打ち合わせ。こちらの希望と敷地面積からすればこうにしかならないかな、という感じ。外観はまだカッコ良さが足りない。カタログを見せてこういうふうにしたいと言っているのだが、なかなか伝わらない。それともセンスの問題なのか。

 さて、一方M社の方は営業さんがなかなか積極的だ。間取りのラフプランができたのだが意見を聞きたいので見せに行ってもいいかという連絡があり、望むところなのでぜひ来てもらう。こちらはM社のFORMAL-Uというモデルをベースにしているので希望した間取りとはやや異なっていた。これはこれでいいのだが、やはり入り口はこっちに、駐車スペースはこっちにという希望を伝える。
 そんなやりとりを何度かしているうちに、EDUCE KURAというモデルがうちの希望にマッチしているということがわかった。外観もカッコイイ。蔵が一階にあることで中二階やロフトができるので、間取りも非常にユニークでありながら使い勝手の良いものができそうだった。

 D社は資料を届けに営業さんが自宅まで来たようだが、不在のためポストに入れてあっただけで、その後は何の音沙汰もなし。すでにソフィスリーへの興味が薄れてしまったため、D社は選択肢から外れた様相。
 新たにS社の展示場を訪ねてみた。光熱費0という謳い文句にひかれたからだが、工場であらかたユニットを完成させて、現場で組んだ後、内装を仕上げて完成となる工法なので工期が非常に短いという。さらにメリットとして工場で作業をするので品質にばらつきがないそうで、なるほどねぇ〜と思う。ただ、内装や外観については余り興味をひかれることはなく、あくまで参考程度にとどめておくことにするが、間取りのプランは出してもらうことにする。

 3月は各企業決算なので、A社、M社共に今月中に決めてもらえるならいろいろ特典や割引ができますという。そうは言っても、こちらとしては一生の買い物。そんなにすぐには決められないなあと思う。
 しかし中旬には夫婦間でメーカーに対する方向性はほぼ定まってきた。
 A社については、ALC板の良さにはひかれるものの、希望の間取りでは予算を大幅にオーバーすることがわかった。予算内におさめるにはあちこち削らなければならないのだが、削るごとに魅力が落ちていく。また、2月から毎週のように打ち合わせをしてきたが、どうもデザイナーさんのセンスがこちらの希望とそぐわない。
 M社の方はEDUCE KURAをベースにしたことでカッコよくかつおもしろい間取りとなった。予算もオーバーせずにすみそうなところだ。営業さんの姿勢も好ましい。
 どのメーカーに決めるかというポイントは人それぞれだろうが、営業さんが良かったからという人も多いんじゃないだろうか。M社の営業さんは積極的でありつつ出しゃばらない、でもこちらの意見もとてもよく聞いてくれるという絶妙なバランス感覚だ。打ち合わせをしていてもとても楽しい。妻の母曰く「間取りも気に入っていて、予算もおさまって、打ち合わせが楽しいなら決まったようなもんじゃない」。そのとおりだと思う。
 メーカーはほぼ定まった。ただ、いちおうA社とS社の最終プランは聞いておくことにする。断るのはいつでもできる。

 3月も下旬にさしかかった週末は、A社、S社、M社の3社連続打ち合わせとなった。
 まずA社。それはM社に対する徹底批判だった(M社とA社のどちらかで検討してます、と以前伝えたからだ)。施工に問題が見受けられた写真、前社長の批判等々‥‥。で、「こういった業者にまかせるのは不安でしょう?」ときた。こういうプレゼンをする営業がいるとは聞いていたけど、まさかうちが当たるとはねぇ。適当なところで「時間ですから」と言って、その場を去ることにした。
 次はS社。間取りプランを見せてもらうが、収納スペースがたくさんあり、屋根には太陽光発電パネルがびっしり。発電量もかなりになるそうで、とてもいい感じ。建物の費用も安くあがるようで、これはこれで魅力的だなあ。
 最後はM社。詳細見積もりが出る。予算を若干オーバーしているが、欲しい設備をすべて入れてもらっているので、削っていけば予算内に収まりそう。間取りの細かい部分をいろいろと相談しあうが、やはりこの営業さんと一緒にやるのが一番楽しいなあ。もうM社に決まったな。

 打ち合わせがすべて終わった後、実家に寄って状況の説明をして、家に帰ってからA社のM社批判資料を見ることにした。前社長への雑誌のインタビュー記事や、問題施工の写真‥‥。写真は出典元がわからず、撮影年月日が10年以上前のものが何点か、他は撮影日不明。書き込んである文字から担当の営業さん以外だとわかる。ということは対M社対策資料として社内に保管されているものなのか。しかし、この資料がすべて事実だとしても、じゃあA社は一点の曇りもない施工をしていると言い切れるのか。そんなわけはない。床のモルタルがずれたとか、新築1年目で壁紙を全部張り替えたとか、A社の家に住んでいる知り合いからそんな話を聞いている。結局のところ、請け負った工務店とか職人の腕しだいなのだ。
 M社の間取りプランへのダメ出し資料もあった。これはA社の営業さんが参考にしたいからコピーを取らせてほしいというので渡したものだ。他社のプランをコピーさせることにためらいはあったが、参考にしたいというなら、これを見てこちらの要望を察してくれと思い、コピーさせたのだった。そんな思いも通じなかったようで、あっさり他社批判の資料として活用されたのか。しかも文句ばかり書いてあり、自分ならこうするという改善案は一つも書いてない。文句を言うだけなら誰でもできる。改善案すら出せないヤツの文句など聞くに値しない。だいたい、ここに書かれたダメ出しはすべて解決済みなのだ。

 他社批判のプレゼンは人によっては有効かもしれないが、あいにくこっちは自分の見たこと、調べたことしか信用しない性格だ。こんな資料を用意する時間があるなら、違った手法で自社のアピールをせんかい。というわけで、翌日朝イチで断りの電話を入れた。
「いろいろM社の問題点を書いた資料をもらいましたけど、こういうやり方は嫌いです。それに間取りも、参考にしたいからと言うのでコピーを許しましたが、こういう使い方をされるならコピーさせませんでした。僕の中ではA社さんとやっていこうという気持ちがなくなりましたので、お断りさせていただきます」
 次はS社だ。こっちの営業さんはとてもいい人だったし、もしM社が候補じゃなかったらS社にしていたと思う。というわけで、とても丁寧にお断りを伝えた。そうしたら最後に「いい家を建てて下さい」と言うではないか。なんていい人なんだ! 断ったのが申し訳ないぐらいだけど、でも2軒は建てられないんだよ〜。
 最後はM社に申し込みだ。M社に決めたこと、申込金を持参する旨伝える。営業さんの「ありがとうございます〜」という声がいまいちノリがよくなかったけど(せっかく契約取れたんだから、ものすごくうれしそうにしてほしいわけです)、忙しそうな人だから、まあいいか(後日、熱い握手を求められました)。
 ようやくこれでメーカーが絞れて、ちょっとほっとした感じ。でも「巨額の借金」を背負う第一歩なんだよなあ〜。

 他社批判プレゼンについては、ネットでもそういう事があったという多数の書き込みが見受けられた。大半が、それがきっかけでプレゼンしてきたメーカーに対して気持ちが冷めて断ったというオチ。営業の方々、他社批判は結局メーカーの信頼を落とすだけですよ。

 というわけでM社=ミサワホームに決定!
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2005年2月

 資料請求葉書を出してから一週間ほど経過したある日曜日の朝、ついにA社の営業さんから電話がかかってきた。うちはナンバーディスプレイを契約しているので、出る前に番号からA社だとわかった。居留守を決め込んでも良かったのだが、出なければ何も始まらない。
 家を建てるきっかけとか他何点か聞かれた後、希望しているモデルがある展示場の場所を伝えられ、資料は郵送しますとのことだった。いや〜、ついに電話が来ちゃったよと、緊張が引かなかったが、展示場の場所を聞いたらすぐに見に行きたくなってしまった。天気もとても良かったし、こういう事は勢いがなければということで、さっきの営業さんに電話して展示場に見に行くついでに資料もその場で受け取りたいと伝えた。

 展示場で会った営業さんは若そうな人だった。電話の声から想像して中年だと勝手に思っていたので、意表をつかれた感じだ。中をひととおり案内してもらった後、間取りの希望を聞かれた。間取りを具体化するには敷地面積や、その敷地に対する各種規制がどうなっているかを確認しなければならないという。その日は資料をもらって帰り、後日、敷地面積の計測や規制を調べてもらって、下旬頃には間取りのサンプルが上がってきた。なかなか良さそうだ。使い勝手も悪くなさそう。しかし外観がイマイチ。こちらとしてはカッコイイ外観がいいのだ。希望を伝え 、また改めて打ち合わせをすることとなった。

 マイホームは一生の買い物ゆえ、資料請求は一社だけでなく、他にもこれはというところに資料請求攻撃をかけなければならない。最初に目にとまったD社にも資料請求葉書を出した。M社の蔵シリーズにもものすごく興味がひかれた。妻は大変これを気に入ったようだ。うちは物が多いので、ここにどばっとしまえるところがいい。実家の近所でもこのシリーズで建てた家があり、そこと母が親しいので営業さんを紹介してもらうことにした。

 月末にはM社の営業さんと連絡がとれ、展示場に見に行くことにした。こちらは中堅どころといった感じの人。積極的に良い点をアピールしてくるが、決して出しゃばりすぎるということはない。この時点では、僕は完全に「ヘー○リ○ン」だったので、M社の営業さんのしゃべりは話半分程度にしか聞いていなかった。だが、内装はなかなかおしゃれだ。正直、A社はきれいに仕上がっているが、「おおっ!」と驚くほどではなかった。M社は例えて言うならホテルみたいな感じだ。でも現実離れしているわけではない。飾り棚、壁の色、照明等ちょっとしたところ の工夫がホテルを連想させるけど、あり得ない物品を使っているわけではない。こちらも間取りのサンプルを出してもらうことにする。
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2005年1月

 トップページに書いた一枚の資料請求葉書。これは某鉄骨系大手住宅メーカーA社への資料請求葉書である。
 それまでも「マイホームを建てよう」的な雑誌は時々読んでいたのだが、それらによると人によって、

  • 大手メーカーに頼んだ方がいい人

  • 工務店に頼んだ方がいい人

  • 建築家に頼んだ方がいい人


  • の三つに分けられるという。これこれこういう希望を持っていたり、こういうふうに進めたいと思う人はこのタイプ、というように分類されるそうで(タイプの詳細を知りたい人は住宅雑誌を買ってみよう)、僕らの場合は大手メーカーに頼むのが良さそうだった。
     そうなると、じゃあどのメーカーがいいのかということになるのだが、設備を見てもイマイチぴんとこない。結局のところ「外観が好みに合っている」ということでD社のソフィスリーが最初に目にとまった。A社のキュービックというのもなかなかよかった。
     興味がひかれたらより詳細を知りたくなるが、ここで2つの選択肢がある。住宅展示場に行くか、資料請求をするかだ。メーカーのホームページでもある程度の情報は収集できるが、より突っ込んだことを知るためには、先の2つしかないのだ。住宅展示場に行けば資料はその場でもらえるし、実際に設備や外観を見ることができる。ただし、営業さんと直接顔を合わせなければならないし、いろいろ話もしなければいけない。資料請求なら、いずれ営業さんと話さなければならないにせよ、しばらくは待ちの状態ですむ。営業さんが尋ねてきたり、電話がかかってき ても居留守を決め込む手もある。というわけで、まず最初の第一歩は資料請求から始めたのだった(ようするに展示場に行くのが面倒だっただけなんだが)。
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    構想

    さて、まずは我が家族構成を示そう(2005年3月の時点)。
      うにゃ主人(俺)35歳
      妻       32歳

     現時点で子供はいないが、将来的には一人欲しいところ。家のプランとしては、3人家族に、来客が泊まっていけるだけの間取りを考えている。車を一台所有しているが、駐車場スペースとして、来客用に一台置けるよう合計2台分のスペースを確保したい。

     マイホームを建てるには当然土地が必要になるわけだが、僕らの場合、実家の両親の敷地内にある古い借家を取り壊し、そこに建てるということになった。もっとも、これは結婚した時にそういう話がすでにあり(結婚当初は賃貸アパートに住んでいた)、2003年に賃貸契約が切れたのを機に、住人に立ち退きを依頼していたのだった。
     土地と建物、両方を購入するとなると相当な額が必要になって、だいたいの人はローンを組んで、いわば「巨額の借金」を背負うことになるのが普通だろうか。幸いなことに僕らには土地があるので(親の所有地を借りる形ではあるが)「巨額の借金」もある程度は少なくてすむ。しかし、それでも眼球が5センチぐらい突出してしまいそうなぐらいの借金はしなければならない。恐ろしいことだ。また、借家となっている、というところがくせ者で、まだ住人がいるのである。この話は、まあ後ほど‥‥。
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